住宅にとって大切な外壁塗装~見積もりをすぐやるつもりで臨む~

塗装の歴史

打ち合わせする男女

「住宅は外壁塗装で寿命を延ばせる」というのは、今では常識になっていると言っていいでしょう。しかし、誰もが外壁塗装をするようになったのは、そんなに古いことではありません。日本では伝統的に土壁や木の板壁が主流であり、モルタル壁が普及するようになったのは昭和20年代のことです。薄いモルタル壁にはひびが入りやすいという欠点があり、それを外壁塗装でカバーする必要が生じたわけです。外壁塗装に使う塗料も、はじめは耐久力や対候性が低く、頻繁に塗り替えをしなければなりませんでした。けれどもアクリル系やウレタン系の塗料が次々に開発され、今では発色が美しいだけでなく、雨風に強く長持ちする塗装が広く行なわれるようになっています。

現在のところ、外壁塗装に使われる塗料で最もポピュラーなのは、シリコン系になっています。従来の塗料よりも耐久力があり、塗り替えが少なくて済むという特長があります。最初に発売されたときは単価が高く、高級な塗料と考えられていましたが、次第に価格もリーズナブルになってきました。ややハイグレードな塗料にはフッ素系があります。シリコン系よりも長持ちしますが、現在でも価格は高めです。さらに高級なものには光触媒塗料などがあります。これは自動的に汚れを落とす効果があり、外壁の美観を長く保てるのがメリットです。このように外壁塗装に使われる塗料については、絶え間ない研究が続いており、さらに高性能な製品が今後も登場すると考えられます。